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AIや女性進出、令和ライダー時代を映す 新元号でより未来を意識

※本記事は2020年1月4日に朝日新聞デジタルで掲載されました。

令和初の仮面ライダー「ゼロワン」と、平成最後の仮面ライダー「ジオウ」が共闘する映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」が公開中だ。

時代を映すと言われる仮面ライダー作品で、最新作「ゼロワン」のテーマは、AI(人工知能)と仕事だ。「平成仮面ライダーのリアル志向、シリアス路線は踏襲しつつ、新元号でより未来を意識した」と大森敬仁(たかひと)プロデューサー(39)。近未来には現在の仕事の大半がAIに代替されるという予測も出る中で「AIは人間にとって敵なのか、未来の仕事はどうなるのか」を、子どもと親に見てもらいたいと考えた。

1971年から放送された第1作の「仮面ライダー」は改造人間だった。時代は移り、技術も進み、AIロボと時に戦い時に仲間になるライダー。今回の映画では、AIだけでなく改造人間も登場し、昭和と令和をつなぐ場面も描かれる。

「ゼロワン」のもう一つの大きな特徴は、シリーズでは初めて主要キャラとして女性ライダーが活躍することだ。大森プロデューサーは「別にこだわりがあったわけではなく、仕事をテーマにした時に働く女性は当たり前だった。これはむしろ遅かったかもしれません」。(加藤勇介)

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