ソムリエが惚れ、世界も注目し始めたプレミアムな「日本ワイン」PR

1964年の東京オリンピックを機に、ワインが一般的に広がり始めた日本。その後、ボージョレ・ヌーボーや赤ワインなどが巻き起こした幾度かのワインブームを経て、近年は日本ワインブームが到来したと言われています。

「日本ワイン」とは、日本国内で育てられたぶどうだけを使い、日本国内で醸造したワインのこと。これが今、なぜ注目を浴びているのでしょうか? 日本ワインの星を目指すプレミアムワイン「グランポレール」のブランドアンバサダーである大越基裕さんと、サッポロビール株式会社でチーフワインメーカーを務める工藤雅義さんに話を聞きました。

進化し続ける日本ワイン、それを牽引する「グランポレール」

ワインテイスターであり、ソムリエとしても幅広く活動する大越さんによると、日本ワインのクオリティは「ここ10数年で格段にレベルアップしている」のだとか。この理由に大きく関わるキーワードが、「日本らしさ」です。

「ワインはどこでつくられるのかが、何より重要な飲み物。日本でつくるのに他の国のワインをそのまま目標にしても、日本らしい味が出てくることはありません。それを踏まえ、日本らしいワインをつくる方向にシフトしてきたのが、近年の流れ。全体的に強すぎる樽香や果実感などがなくなった分、軽い味わいになりましたが、それ以上においしくなっています」

また、海外でワインづくりを学ぶ人が増えたことや、小規模でワインを醸造する「マイクロワイナリー」の増加も、日本ワインブームに影響を及ぼしているとか。

「海外で得た知識から日本で通用する方法を選び、上手に取り入れたワインづくりを行っているワイナリーも多いですね。国内のワイナリーはここ5年で100場ほど増えていて、今では300以上にものぼっています。さらに、ワイン自体のバリエーションが増えて“選ぶ楽しさ”が生まれたことも、日本ワインが注目されている理由のひとつでしょう」

こうした「選ぶ楽しさ」を味わえるのが、大越さんがブランドアンバサダーを務める「グランポレール」。北海道、長野、山梨、岡山と、国内に4つの産地を持つ日本ワインです。

「この4つの産地はグランポレールの大きな特徴で、日本ワインの魅力をもれなく伝えやすいというメリットがあります。日本ワインはクオリティが高くなったとはいえ、まだまだこれからのワイン。今は“日本らしさ”を確立し、広く知らしめていくことが課題ですが、その次のフェーズは、日本の中でも産地によって異なる個性を認知してもらうことです。そこに移行する上でも、4つの産地を持っていることは特筆すべき点ですね」

また、ぶどうの品種がバラエティに富んでいることも、グランポレールの魅力。

「北海道らしいツヴァイゲルトレーベやケルナー、山梨の甲州や岡山のマスカットベーリーAといった日本原産の品種、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどの国際品種と、日本で栽培に成功しているぶどうをある程度、網羅できています。こうした品種の違いを楽しむことで、ワインの魅力をさらに知ることができるでしょう」

そう言って「バリエーションが多彩なグランポレールは、ワインのビギナーにもおすすめ」と続ける大越さん。

「手に取りやすいエントリークラスも数が揃っているので、まずはそこで興味を深めてから上のクラスへ、というように順を追って楽しむことができます。こうした贅沢なラインナップを、ある程度の数量でつくれるのは大手だからこその強み。同じフィロソフィーでつくった豊富なラインナップを楽しむことで、日本ワインの魅力にのめりこんでほしいですね」

4つの産地を持つ誇りを胸に、ぶどうを助けるワインづくりを。

工藤さんがチーフワインメーカーを務めるグランポレールは、2003年に誕生したブランド。もともとあった「ポレール」の上級ブランドとして、「偉大さ」を意味するフランス語の「グラン」を冠した名称で生まれ変わったのです。

「4つの産地とすることで、いろいろな品種と味わいのワインを飲んでもらいやすくなりました。ワインと聞くと、“赤、白、ロゼの3種類ですよね”という方はとても多いのですが、同じ白ワインでも品種が違えば香りも味も別物ですし、同じ品種でも天候や土地によって変わるもの。それぞれの産地のものを飲み比べていただくこともできますし、その違いを知っていただくことでワイン文化も深まっていくと思っています」

「4つの産地があることは、我々の誇り」と胸を張る工藤さんによると、産地ごとの違いは明確に表れるそうです。

「たとえばグランポレール最北の産地、北海道・余市は夏、夜になると気温がかなり下がる場所。そんな土地では酸味豊かなぶどうができます。反対に、最南にあって暖かな岡山のぶどうは酸味が穏やか。日中の気温が高いため、完熟度の高く果実感が非常に強いぶどうが育ちます」

こうしたぶどうの特徴を活かすのが、グランポレールのワインづくりです。

「グランポレールの哲学は、“ぶどうがなりたいワインをつくる”ということ。つくり手である人間の“こういうワインにしたい”というエゴは極力排除し、“このぶどうはどうすれば個性が生きるだろう?”と考えながらつくっています」

言うなれば、ぶどうを助けるといったイメージ。そう語る工藤さんですが、ワインづくりに携わってから数年は「自分がつくりたいワインをつくろうと思っていた」のだそう。

「でも、やはりそれではうまくいかない。今のような考え方に変えてつくったワインが完成し、ようやく腑に落ちたというところですね。そこに行くまでに、数年は抗ってみたんですが(笑)。もちろん、ただ成り行きに任せるのではなく、樽の種類や熟成期間を品種と産地ごとに変えるなど、我々なりの解釈は反映させています」

こうした樽の選定ひとつとっても、実に多くの時間がかかるのは想像に難くありません。何がどの品種に合うのかを探る作業は、まさに年単位。ぶどうとつくり手、両者の協力なくして「日本ワインの星」グランポレールが完成することはないのです。

グランポレールの選び方と、おすすめの4本に合わせたい料理

日本ワインを「まだこれからのワイン」と評する大越さんと同じように、「今はまだ市場を育てている段階」と語る工藤さん。その甲斐もあり、日本ワインに対する世界的な注目度は少しずつ高まってきていると感じるそうです。

「ドイツで開催されている世界最大級のワイン見本市『Prowein(プロワイン)』でも、2018年に比べて2019年の方が反響はありましたね。“いいね”と言ってもらえたし、国内外のコンペティションで受賞するなどの評価も受けています。とは言え、今はまだ産地として注目されつつある段階。ビジネスとして確立するまでは至っていないので、市場を拡大して日本でももっと飲まれるようにしていきたいですね」

ここまでのお話を聞いて、ぜひとも飲み比べたくなったという方も多いのでは? そこで工藤さんに、グランポレールの選び方とおすすめのワインを聞きました。さらに大越さんに提案してもらった、おすすめワインに合わせた料理もご紹介します。まずは工藤さんから、数あるグランポレールの中で好みのワインを見つける方法を。

「グランポレールには、ひとつの畑で収穫されたぶどうからつくられる『シングルヴィンヤード』、品種や産地ごとの個性を活かした『プレミアム』、手に取りやすい価格で親しみのある『スタンダード』と、大きく3つのシリーズがあります。ワインの世界に触れて日の浅い方なら、まずは『スタンダード』や『プレミアム』から品種ごとに試してみてください。白ワインなら甲州とケルナー、赤ワインならメルローとマスカットベーリーAなど、白と赤でそれぞれ2つほど品種を選ぶといった形で、テーマを決めて飲んでいただくのがいいと思います」

工藤さんによると、こうして飲み比べれば品種ごとの味わいの違いが感じられるようになるのだとか。

「ワインはよくわからない、という方もいますが、実はそんなに難しいものではないんです。私も入社するまでは“赤と白とロゼの3種類”と思っていましたから(笑)」

「好みの品種がわかったら、次は産地。産地ごとの違いを理解するのは少しハードルが高いかもしれませんし、他社さんの製品になるかもしれませんが、同じ品種で産地が違うワインを飲み比べてみましょう。そして最終的には、我々が精魂を傾けてつくっているシングルヴィンヤードも、ぜひ飲んでいただきたいですね」

最後に、工藤さんから、4つの産地のおすすめのグランポレールを紹介してもらいました。大越さんからは、それぞれに合う料理も。ぜひ参考にしてみてください。

  • 『余市 ケルナー』(写真一番右)

    北海道の白ワインです。ドイツ系のぶどう品種で、オレンジやマーマレードなど柑橘系の香りが特徴。白ワインの品種と言えばシャルドネが多いですが、それよりも香りが華やかでアロマティック、酸味が豊かな辛口です。

    <大越さん マリアージュアイデア>
    アロマティックな側面をもつライトなワインで、野菜類との相性が良い。たとえば野菜サラダでも柑橘類を加えたものや、すりおろした柚子の皮を振ったもの、ゆず塩ポン酢を使ったドレッシングなど、フルーツ系のアロマがあるライトなお料理なら、いろいろとお楽しみいただけると思います。
  • 『安曇野池田 メリタージュ』(写真右から二番目)

    長野からは赤ワインを。今回の中では唯一のシングルヴィンヤードで、貴腐ワインを除けばグランポレールのフラッグシップとなる、最も力が入った1本です。カベルネ・ソーヴィニオンとメルローをブレンドしたワインで、両者のいいとこ取りをしたワイン。1+1=2ではなく、3にも4にもなるように仕上げました。現時点で、安曇野池田の畑のポテンシャルを完全に表現できたと自負しています」

    <大越さん マリアージュアイデア>
    味に厚みがあり、4本のうちでは最も凝縮感の強いワインなので、これに負けない味の濃さが欲しいですね。すき焼きのほか、牛肉のしぐれ煮などにもよく合います。また、サッと焼いただけの牛肉に、デミグラスのように味の濃いソースをかけたステーキも、おいしくいただけるでしょう。
  • 『山梨 甲州(樽発酵)』(写真左から二番目)

    3本目は、山梨で800年以上前から栽培されている甲州種ぶどうを使った白ワインです。樽の中で発酵・熟成させたことで、樽の風味が感じられる複雑な味わいが特徴。これからの季節なら、厚みのある旨味を持ったキノコの天ぷらなどに合わせるのも良いと思います。

    <大越さん マリアージュアイデア>
    口当たりが柔らかいので、味噌のようなやさしくおとなしい味がおすすめ。先日、北海道の郷土料理、石狩鍋と合わせたところ、おいしくいただけました。あとは、タコとワカメのような魚介を使った酢味噌和えも良いと思います。
  • 『岡山 マスカットベーリーA(樽熟成)』(写真一番左)

    最後は、果実感があり、酸が穏やかな赤ワインです。赤ワインは渋くて苦手という方もいますが、赤としての充実感は十分ありながら渋味が抑えられているので飲みやすいはず。なお、赤ワインは常温でという方もいますが、それだと酸味も渋味もぼんやりしてしまうので、少し冷やすのがおすすめです。冷やしすぎると渋みが強くなりすぎるものもあるので、ご注意を。また、白ワインの場合は冷やしすぎると酸味が強く、甘味が弱くなりがちです。グランポレールなら、すべて“飲み頃温度”を裏のラベルに記載していますので、ぜひ参考にしてください」

    <大越さん マリアージュアイデア>
    焦げたイチゴ、綿菓子とも言われる甘い香りのワイン。メリタージュに合うような重いものだと油脂分が強すぎるので、濃い味だけど軽いものがいいですね。その代表とも言えるのが、タレの焼き鳥。タレは濃くても鶏肉は重くないので、このワインの柔らかなテイストの世界観にもよく合うと思います。
大越基裕(おおこし・もとひろ) 北海道出身。『銀座レカン』ソムリエを経て2013年よりワインテイスターとして独立。自身が経営する青山のベトナム料理『AnDi』がミシュランでビブグルマンを獲得。現在は講演、執筆、コンサルタントなど多方面で活躍している。保有資格は、国際ソムリエ協会インターナショナルA.S.I.ソムリエ・ディプロマ、ブルゴーニュ大学認定醸造技師(DTO)、IWC審査員、JALワインアドバイザーなど。
工藤雅義(くどう・まさよし) 広島県出身。1985年に広島大学工学部発酵工学課程修了後、入社。1991年よりカリフォルニア大学で醸造学を専攻。1995年より約10年間、ワシントン州に保有していた自社ぶどう園を担当。土によってぶどうの味が大きく変わることを知り、ワインづくりのおもしろさに目覚める。現在はサッポロビール株式会社 生産技術本部 製造部 ワイングループリーダー。社団法人日本ソムリエ協会 認定ソムリエ。

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