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ドラマ「この恋あたためますか」主演・森七菜 大役に不安とワクワク

※本記事は2020年11月28日に朝日新聞デジタルで掲載されました。

「負けず嫌いだね」と言われることが多いという。映画「天気の子」のヒロイン・陽菜役など、数々の大役をオーディションで射止めてきたが、「やりたかったのに落ちた作品もたくさんある」と明かす。「『本当だったら私これ出てたのに!』『もっと頑張れたら!』って映画館とかのポスターを見て思うことがたくさんある」。飽くなき向上心と悔しい気持ちが彼女の「強さ」を形作っている。

大分県出身の19歳。中学3年生の夏、地元でスカウトされて芸能界に足を踏み入れた。「声をかけてもらって2カ月後にはCMの撮影をしていたので、自分がよくついて行けたなって本当に思いますね」。今春、大分の高校を卒業して上京した。高校時代は学校のみんなが応援してくれていたという。「高校の中でも初めて会う人がいると『あっ、森七菜ちゃんだ!』って言ってくれて、自然と握手会みたいなのが始まって、すごくうれしかったです」と笑う。

森七菜さん

連続ドラマ初主演となる「この恋あたためますか」(TBS系、火曜夜10時)で演じるのは、コンビニのアルバイト店員・井上樹木。趣味であるSNSでのコンビニスイーツのレビューは的確で、その才能を知ったコンビニチェーン社長の浅羽拓実(中村倫也)に、会社の立て直しをかけたスイーツ開発を任される。「大きな仕事を任された感じは樹木と一緒。そこの不安とワクワクがすごくリンクしている。まずスタッフさんに信頼してもらえるようにすごく頑張っています」

目標は「息の長い女優さんになる」ことだ。「ただ息が長いだけじゃなくて、この人が出るなら面白いわって思ってもらえるような女優さんになりたいです」(文・川村貴大 写真・篠田英美)

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