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関根麻里「人生は楽しい」教えてくれた父の存在

※本記事は2018年6月3日に朝日新聞デジタルで掲載されました。

楽しい父です。皆さんがテレビでご覧になる関根勤と変わらないと思います。

おふざけ大好きで、いつも遊んでくれました。4歳くらいでしょうか、お風呂に入る前に脱衣所で父が「ケツケツケツ」と歌いながらおしりを振ってきて、そのリズムにあわせて私が父のおしりを太鼓みたいに両手でたたいてケツケツダンスといって遊んでいました。私が小さいころは、父はテレビのレギュラーが2本くらい。遊ぶ時間があったのでたくさんの思い出があります。

ただ、幼い頃から礼儀やあいさつは「親しき仲にも礼儀あり」と厳しく言われました。反抗期で家族にあいさつしないと注意されました。父なりに育児本を読んで感情的にならないように注意していたみたいです。

大学3年生のとき、芸能界へ入りたいと思ったのも、愚痴をこぼさず楽しそうに仕事をしていた父を見ていたからだと思います。気持ちを伝えたときに「どんな仕事も大変。自分が決めた道なら頑張りなさい」と言ってくれました。芸能界だからではなく、社会人として責任ある仕事をするのは大変だと教えてくれました。

仕事を始めてすぐの頃に仕事の相談をしたときは、「何事も経験だから」とアドバイスしてくれて、「何でも挑戦しよう」と思ったのを覚えています。

私が興味を持ったことは何でも「やってみようよ」と支えてくれました。「人生は楽しいんだ」と教えたかったみたい。大きくなって壁にぶつかったり落ち込んだりしたときに、楽しいことの貯金があると乗り越えられると考えていたようです。

父に育ててもらったおかげで今も毎日楽しいです。つらいことや落ち込むことがあっても、楽しかった日々が私を支えてくれているんだと思います。

私の娘に対して父はメロメロ。週9回くらいで遊びに来ています。父と娘を見ていると、私もこうやって遊んでもらっていたんだなと思います。今は、愛情を持って、楽しく、娘を育てたいと思います。父もこういう気持ちで私を育ててくれたんだなと思うと感謝の気持ちでいっぱいですね。(聞き手・渡辺元史)

せきね・まり タレント 1984年、東京都生まれ。インターナショナルスクールから米ボストンのエマーソン大に進学し、首席で卒業。NHKラジオ第2「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」に出演中。

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